cv
勝又公仁彦 (美術家、写真家) 早稲田大学法学部卒業、インターメディウム研究所修了。 大学在学中より文芸、絵画、写真、映像などの作品制作を始める。国内外で様々な職業に従事した後、作品発表を開 始。インスタレーションから出発し、現在では写真を中心とした映像メディアで作品を制作。多様な被写体のもとで 「時間」「光」「場所」「空間」などをサブテーマに、常に写真と映像の構造に触れる作品を展開。日常の中に現象 しながらも知覚される事の無かった世界を掬い取ることで、観る者を新たな認識へと誘うとともに、歴史・社会・文 明への批評的な暗喩を込めた作品展開を続けている。 主な展覧会に「Photography 写る、写す 7 人の現代作家」(大阪府立現代美術センター、2001年)「風景の余白 に:写真」(東京日仏学院、2002年)「写真の現在2 —サイト— 場所と光景」(東京国立近代美術館、2002 年)「Natura Morta 」(Leica gallery Solms、個展、2006年、ドイツライカ本社)「Dwelling」(世田谷美術館主 催、個展、2008年)「勝又邦彦展」(森アートセンター六本木ヒルズクラブ、2011年)「都市の無意識」(東京国 立近代美術館、2013年)「あいちトリエンナーレ2016」(岡崎康生会場、「トランスディメンション —イメージ の未来形」2016)など。主な受賞に「さがみはら写真新人奨励賞」(2001年)、「日本写真協会新人賞」(2005 年)。主な作品集に『Skyline』2008、『cities on the move Ver.2012』2012、『Hotel Windows』2015。東京 国立近代美術館、世田谷美術館、沖縄県立博物館・美術館など国内外の主要なコレクションに作品が収蔵されてい る。 現在、京都造形芸術大学専任講師。多摩美術大学非常勤講師。
© Kunihiko Katsumata, 2017 All rights reserved